サウナは、心臓・脳・循環器系に疾患のある方にはご利用いただけません。
動脈硬化・高血圧・心臓病・不整脈などの方は、医師へのご相談をお願いいたします。
ご自身で体調に不安がある場合は、持病のない方でもサウナ利用はご遠慮ください。
飲酒後にサウナを利用すると通常時より脱水症状になりやすく熱中症の危険が増します。
また、サウナの利用により体内からアルコールが抜けやすくなることはありません。
入浴中の水分補給は間違いです。発汗を考えてサウナ入浴中に水分補給をすると、その水分は体内で吸収後、すぐに血液に溶け込こんで発汗する為、腎臓等の内臓からの老廃物排出がうまく機能しなくなることがあります。水分補給は入浴中に行わず、サウナ入浴前後が効果的です。
体を石鹸等で十分洗うことで汗腺に詰まった汚れが取れて発汗しやすくなり、より短時間でサウナ効果を得ることができます。
体が濡れたままサウナをご利用になると、水滴により初期発汗がしにくくなります。効果的な発汗のため、全身をできるだけ拭いてから入りましょう。
サウナ室は上段になるほど高温になります。最初は体を慣れさせるためにも下段からスタートして、徐々に上段に移動してください。
搾った濡れタオルで軽く顔を覆ったり、頭に巻いたりすることにより、呼吸時の熱さ防止や、のぼせ予防、頭皮のケアになります。その際には、水滴を垂らさないように絞ったタオルを利用してください。
サウナマットをご使用いただいても周りを濡らすことがあります。次にご利用になる方の為にも、退室時には必ずタオル等でふき取ってください。また、室内で濡れたタオルを絞ることはご遠慮ください。
熱めのシャワーで汗を洗い流してから水風呂をご利用ください。
水風呂をご利用の際には、体を徐々に水に慣れさせてください。まずは足から少しずつ入ることが大切です。一気に入ると、ヒートショックにより血圧が急上昇し、全身に大きな負担がかかり大変危険です。
水風呂もサウナも我慢比べではありません。ただ長く入れば良いということではありません。
サウナ5分に対して、水風呂1分、休憩5分程度を繰り返すのが基本です。しかし、その日の体調にもよりますので、あくまでも自分の気持ちのよいペース配分で入浴することが大切です。
もし自分にとって水風呂が冷た過ぎると感じるような場合には、無理をする必要はありません。水で濡らしたタオルで体を拭くとか、水風呂に足だけをつける等の方法も効果的です。
休憩の際は、体や髪からの水分蒸発で思ったより早く体が冷えてしまいます。こまめに体を拭いて、必要以上に冷やさないようにします。また、大量に発汗しているので、休憩時に十分な水分を取りましょう。
体は、水風呂に入ることにより一時的に下がった体温を元に戻そうとします。これにより代謝機能が昂進され、基礎体温が上昇することで冷え性の改善が促されます。
血管は、サウナに入っているときには広がり、水風呂に入ることでいったん収縮しますが、水風呂から上がると通常時より広がることで血流が良くなり、冷え性改善・肩こり解消効果が得られます。
サウナに入ることで、交感神経が刺激され、 水風呂に入ることで、副交感神経が刺激されます。
サウナと水風呂に交互に入ることにより、新陳代謝が高まり、アンチエイジング効果も得られますし、体内の老廃物排出を促す効果もあります。